7月8日 11時30分 奈良市内において遊説中の安倍元首相が凶弾に倒れ17時3分死亡した
ことが発表された。
関係者の間では4時ごろには訃報が確認されそれから1時間余の後、正式に発表された。
実は私の友人が現在、訪米中でトランプ大統領の選対とトランプ大統領と安倍元首相の対談本を出版するための交渉中の出来事であった。
2016年から2020年までの両氏の在任期間中、世界は非常に円滑に運営されていた事実を日本人は知らない。
なぜなら報道しない自由によって報道がないからである。
その両氏の足跡を安部元首相の美しい国~新しい国、トランプ元大統領のMake AmericaGreat Againの政治スローガンからMake The World Great Againという題で出版を計画していた。
今年11月の予備選挙はまちがいなく共和党が圧勝すると思われ、トランプ元大統領が24年の大統領選に出馬し大統領に返り咲く可能性は高いとみている。
その時、三年後の自民党総裁選において安倍晋三が候補として立候補し、また安倍、トランプの両氏による世界が実現できるのではないかという希望も込めて出版する計画であった。
非常に残念である。と云うより本当に日本はこのままで大丈夫なのか、という不安に襲われる。
両氏の在任中を振り返ってみると功績の最大のものは、それぞれの国内においては最低の失業率と株価高であった。両氏とも国内経済を最重要視し国内の経済的安定を基本として経済政策を策定し安倍元首相はアベノミクス、トランプ元大統領はトランプ版モンロー主義(ヨーロッパだけではなく世界的経済的不干渉)を推進した。
そのことで両国の失業率は過去最低になり失業率の理論上の最下限と云われる2.5%前後を記録した。
また株価においては順調な雇用を背景に株価の平均価格は最高を記録した。
外交においても決して誰も口にしないがトランプ元大統領在任中に米国は一つも新しい戦争を起こしていない。
共和党政権は暴力的イメージがあるが少なくともトランプ在任中にはアフガン撤退など戦争を治める政策はあったが新しく始めることはなかった。また安倍元首相はトランプ元大統領と協力し合いシンガポールにおける米国北朝鮮首脳会談の実現、中近東における和平交渉、国交回復など米国だけでは進まなかった外交交渉の補佐する役割を大きく果たしたことも全く知られていない。
ここでマスゴミ批判をする気はない所詮ゴミなのだからどうでもいいがジャーナリズムを名乗るのであれば少なくとも正確な情報を流してほしい。
政治家はどの道、批判にさらされる事は致し方ないにせよ。
少なくとも両論併記するくらいのことがなければおかしいのではないかとつくづく思う。
今後の日本がどうなっていくのか、岸田総理の参院選最後の演説を聞く限り、また記者会見における言動、目つきを見ているとことによると覚醒したかと思わせる雰囲気があった。
おおいに期待したい。(財務省にやられるなよ!)
私の友人である中国人からガセの情報であろうが6人のSPが京都の病院の駐車場で割腹したという情報が中国国内で流れているという話があった。
私が「当たり前だ。それが日本人の恥の文化だ、武士道だよ。」と云うと彼は「日本人であれば理解できる。」と答えた。
中国人には責任を感じて腹を切るなんて発想はありえないことを彼は良く知ってるので、その情報に接した彼は中国の人々がその情報をどのように捉えるのか、非常に興味を持っていた。
彼は若いころから日本で学び日本で事業をしている中身、日本人の中国人であると私は信じている人物であり少なくとも日本を理解しようと日本人以上に努力をしている点で尊敬している。
残念ながら日本人は排他的であり、おそらく彼もそれを感じたことはあろうがそれでも理解しようとしていることに感謝しているしそのような日本の友人を作っていくことが大切であろうと考える。
トランプ元大統領が声明の中で安倍元首相にTrue Friendという表現を使っておられた。
米国においてこの言葉の意味はとても重く損得を超えた関係性を表す言葉である。
今後、世界の国から損得を超えた真の友を数多く作り安部元首相のような世界からも尊敬される政治家を生みだしていってほしいものである。
最後に安倍晋三氏の冥福をお祈りして校了する。
令和4年7月10日執筆